法面工事業

法面工事

有限会社大芳建設では、主力事業として法面工事業を担っています。危険な作業を伴う高所作業に関しては可能な限りオートメーション化を図り、斜面上部の推定崩落線上より奥に、十分な強度を持ったアンカーを設置し、そのアンカーと高所法面掘削機をワイヤーロープで確実に固定した組み合わせで作業を行います。左記の作業工程により、従来の掘削機による危険度の高い高所作業や人力による作業を、本機により迅速かつ安全に施工できます。

各種工法のご紹介

ロックネット工法

ロックネット工法

ロックネット工は、ワイヤロープと金網のネットで、落石の危険性のある斜面を完全に覆う工法です。ワイヤロープと金網で構成されたネットで、落石の危険性のある斜面を完全に覆ってしまいますので、落石を安全に法尻まで導きます。本工法は、立ち木がない斜面や凹凸の少ない斜面に向いています。山肌をネットがカバーするだけですので、美しい自然の景観を生かすことができます。全ての部材を着色することにより、景観とのさらなる調和を図ることが可能です。

植生基材吹付工

ロックネット工法

法面に金網を張り緑化基盤材を吹付機(モルタルガン)を使用して、厚みのある吹付作業を行います。植物の生育に必要な養分の補給を行い法面を被覆させ、発 芽・発根・成長を促進させます。従来植生不可能であった法面を、植物の生育に必要な養分不足を補うことによって成長させます。植物が数年間繁茂し、養分 が、自然補給されるようになるまでの養分を基盤材の中に蓄えることによって、植物の存続を可能とし、法面の安定および自然化を促進させます。

種子散布工

ロックネット工法

種子散布工は、一般に法面勾配1:1.0より緩勾配で、土壌硬度23㎜未満の土砂を緑化する工法です。主にトラック搭載式のハイドロシーダーと呼ばれる吹付機械を使用して、大量の用水を加えた低粘度スラリー状の材料を、厚さ1㎝未満に散布する工法です。材料は木質ファイバー・肥料・種子・粘着剤・着色剤を混練したものです。施工手法としてポンプ圧送により材料を散布するので、耐浸食性は高くありませんが、トラック搭載式のハイドロシーダは機動性に富み、施工性が高く、最も安価な植生工です。

特殊配合モルタル吹付工

特殊配合モルタル吹付工

特殊モルタルの接着力と金網の連鎖性で斜面を一体化し、風化浸食および亀裂の進展を防止して、斜面の保護安定を果たします。不安定な岩盤斜面を保護安定させながら、自然への復元を図る特殊工法です。特殊モルタルの接着強度は低温でも発揮され、また凍結融解に対する耐久性にも優れており、高所寒冷地の施工にも対応できます。本工法は凍結融解に対する抵抗性が強く、接着力の優れた持殊モルタルと亀甲金網などで斜面の風化浸食や亀裂の進展を防止し、長年にわたって保護効果が持続します。

簡易法枠吹付工

特殊配合モルタル吹付工

吹付のり枠工法の中でも複雑な型枠を使用しない簡易吹付のり枠工法です。従来工法に比べ、コスト削減・工期短縮・景観保全等において、優れた効果を発揮します。組立枠ガッテンダーおよびダイザーにより鉄筋が適正な位置に保持でき、且つ正確な断面形状が確保されます。また、簡易な組立枠の使用により地山ならしが不要なうえ、資材が軽量で設置も容易なことから施工性に優れています。

吹付法枠工

特殊配合モルタル吹付工

吹付法枠工は、合理的な金網型枠の特性と吹付工法の特徴を生かして、切土のり面・自然斜面などに連続した枠を作る工法です。整形後、斜面に張ったラス金網やフレームにモルタルを吹き付けます。斜面表面の浸食・風化防止や緑化基礎として機能し、さらにロックボルトやグラウンドアンカーと併用することで地すべりを防ぐ効果を発揮します。法枠工は法面保護工の最も一般的で代表的といえる工法です。

モルタル・コンクリート吹付工

棚方住宅法面対策工事

密閉型被服工であるモルタル・コンクリート吹付工は、地山から外気および雨水等を遮蔽することで風化浸食を防止し、地盤強度の低下抑制による斜面安定維持を目的としています。適用範囲は、風化しやすい岩盤、風化して剥離または崩落する恐れのある岩盤、切土した直後は堅固でも風化浸食により不安定化しやすい土質、ならびに特殊土壌で植生が困難な場合に用いられます。吹付厚さは、法面の地質状況や凍結深等の立地条件を考慮し決定しますが、モルタル吹付工の場合は5~10㎝、コンクリート吹付の場合は10~20㎝が一般的です。

土木工事

土木工事

有限会社大芳建設では、長崎県の土木工事一式を担っています。これまで、佐世保市内を中心に長崎県内の道路舗装工事・河川工事・解体工事などの公共工事から民間工事に至るまで、幅広い施工を請け負って参りました。創業当初から培ってきた技術力と実績により、関連企業様から高い評価と信頼を頂いています。災害が絶えない昨今、当社ではインフラの老朽化による緊急工事や災害の復旧工事などの緊急対応にも瞬時に対応出来る体制を整え、技術向上に積極的に取り組んでおります。

河川工事

水害の発生を防止するための堤防の設置・床止めといった河川工事や、河川の維持修繕に携わり、河川環境の整備・保全を目的とした工事を担っております。河川での治水・利水の環境保全がなされるよう、維持管理する上での整備工事をいたします。堤防の決壊を防ぐため、コンクリートブロックなどを積むなどして護岸を設け、さらに護岸にも自然石や植生を用いて、堤防が削られたり、崩されたりするのを防ぎます。また、浚渫(川底をさらって土砂を取り除くこと)も行なわれ、河川の氾濫を防いでいます。

河川工事

解体工事

小規模な家屋解体工事から、鉄筋・鉄骨住宅・ビル・工場などの対規模な建物まであらゆる解体工事を行います。工事にあたっては事前調査(構造物の種類、近隣の状況等)を行い安全な工法で工事いたします。当社は法令遵守をモットーに、解体工事における施工管理から、解体工事に伴って排出される産業廃棄物・不良土汚泥の収集運搬、そして分別・処理にいたるまで、一貫して手がけております。限りある地球の資源を守るため、適正な廃棄物処理を通じて環境保全に貢献しています。

解体工事